2013年9月定例市議会 野々村ひろみ議員
請願第十三号子どもの医療費給付制度の対象年齢拡大を求める請願 賛成討論
◆野々村博美
請願第十三号子どもの医療費給付制度の対象年齢拡大を求める請願に賛成の立場から討論を行います。
子供の医療費の無料化を求める声は大変大きなものがあり、残念ながら、長野県の福祉医療制度の自動給付方式により、窓口負担はなくならず、また五百円の一律負担があることなど、いまだ子育て家庭は支援の不十分さに大きな不満を感じています。
しかし、長野県下の全ての市町村が、この間、所得制限なしで無料化の年齢を毎年拡大してきたことは大変評価できます。長野市も努力をしていただいてきたことは了承していますが、年齢枠が県下最低ラインになってしまったことは事実であり、財政力を誇る県都長野市が、市民から早急に年齢枠の拡大を迫られるのは、当然のことと思います。
今回、全ての会派、無所属の議員各位が本請願に御賛同いただいたことには心から感謝するものです。同時に、請願第十四号の議論を通じて、市の財政を考慮する余り、議会側から所得制限の導入も検討することを提案したことは非常に残念なことと考えます。
保健福祉部長を初め理事者の皆さんには、長野県下全ての市町村で所得制限の導入をしている自治体は一つもないことに配慮いただき、最大限の子育て支援策を実現いただきますよう強く要望し、私の賛成討論といたします。