2013年9月定例市議会 あべ孝二議員
議会第十七号長野市ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)及び長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)をナショナルトレーニングセンターに指定することに関する意見書(案)の提案説明
◆経済文教委員会委員長・阿部孝二
私から、議会第十七号長野市ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)及び長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)をナショナルトレーニングセンターに指定することに関する意見書(案)の提案説明をいたします。
説明につきましては、お手元に配布されております案文の朗読により代えさせていただきます。
長野市ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)及び長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)をナショナルトレーニングセンターに指定することに関する意見書(案)
長野市は、一九九八年に冬季オリンピック・パラリンピック大会を、二〇〇五年にはスペシャルオリンピックス冬季大会を開催し、それぞれ大きな成果を収めることができました。本市は、世界で唯一のこれら冬季三大会の開催都市であり、ウインタースポーツの世界的拠点として、今後も期待が寄せられ、国内外に大きな責任を担っております。
オリンピック施設として建設された、世界最高水準の長野市ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)と長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)の両施設は、これまで平成十九年と平成二十二年の二回にわたり、国のナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設に指定していただき、我が国のウインタースポーツの競技力向上のため、国内トップレベルの選手の国際競争力の総合的な向上と、将来を担うジュニア選手の育成や競技力向上、また、アジアにおける中核施設としての活用など、国内的にも国際的にも大きく貢献してまいりました。
そこで、国におかれましては、冬季オリンピック・パラリンピック大会のスポーツ文化財産である長野市ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)及び長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)の両施設の希少性と、選手の強化、育成等に良好なトレーニングの場を提供し、長くその環境を維持することの重要性に鑑み、両施設を継続して国の競技別強化拠点施設として位置付け、今後も更なる有効活用ができるよう、平成二十六年度以降も引き続きナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設に指定していただきますよう要望いたします。
また、両施設を競技別強化拠点施設として機能させるための高機能化等に要する費用の財源措置につきましても、格別の御支援、御協力を賜りますよう強く要請し、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。
宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣及び文部科学大臣であります。
何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案説明を終わります。